ジュニア用スポーツシューズにハマる(7)
最近ほぼ毎日履いてる「ガチ強」ですが、一つだけ気になる点が・・・
屈曲性の高い、柔らかなソールのせいか、反発力はほとんどありません(><)
シューズ自体の反発力、というと箱根駅伝で有名になったナイキのアレが思い浮かぶでしょうが、アシックスのレーザービームも土踏まず部分のトラスが反発力を生み出し速く走れるようになってます
まあ、目に見える特殊なソールのシューズじゃなくても、だいたいのジョギング・ランニングシューズには走りを助けるソールの反発力があります
さらに、普通のスニーカーでも少しは反発を感じます
でも「ガチ強」は反発力は皆無、この履き心地をどう表現したらよいかずっと考えてましたが、アレです!「黒のゴム長靴」を履いた時と同じ感触です
(材質的にも「ガチ強」はゴム長靴と同じっぽいですし・・・)
なので、「かけっこで一等賞」を狙う子供向きではないです(^^;)
ただ、この反発の無いソールは利点であるとも考えてます。
それは「足本来の機能が鍛えられる」こと
動物と同じくもともと裸足だった人間の足には、生きるために速く走る機能が十分備わっていたはずで、反発力=推進力は足自体が持っていたはずです
裸足よりマシとはいえ、昔の足袋や草履、西洋のサンダルや木靴などは足ウラの保護にはなるとはいえ、推進力は自分で生み出していたはずです
しかし、競技スポーツの先鋭化に伴い「勝つためのテクノロジー」を満載した現代のスポーツシューズは、鍛える前に履いてしまうと本来の足の機能を退化させてしまうのではないか?と思うわけです
なので、足の保護はしっかり、柔らかくて足は自由に動くけど、反発力は自分で生み出してね(笑)という「ガチ強」は「健康増進シューズ」とも言えると思うのです